二つのチヌーク・ティーケトル
焚き火ストーブで調理はしませんが、お湯を沸かしてコーヒーなどを飲んでいます。愛用しているケトルはチヌークのティーケトルです。この円筒形のケトルはプラトゥー・ティーケトルといいます。
右の丸いのはティンバーライン・ティーケトルです。かなり使い込んで真っ黒になってしまいました。どちらも捨てがたいくらいカワイイデザインなので両方購入してしまいました。ところが同じチヌークの製品と思えないくらい全然違っていて、外観での共通点はありませんよね。
茶漉しが付いていますが、茶漉しの網も違うんです。ひとつ気になるのは茶漉しを取ったときです。丸いティンバーラインはフタがピッタリと収まりますが、円筒形のプラトゥーはフタが少しブレます。茶こしは使わないので、このブレはいい感じはしません。
どちらも缶のような巻き締め加工になっていて同じように見えますが、底の形状が異なります。ティンバーラインの底は直径14.6cmの縁高で底面は凹んでいますが、プラトゥーは縁が直径14.3cmでわずかですが底が直径11.9cmの凸状に出っぱっています。ティンバーラインはストーブのゴトク形状により高くなった縁が邪魔して相性が悪いものがあるのでご注意を。
全然違う二つのチヌーク・ティーケトルですが、じつはどちらもマジックフレームと相性が良いんです。巻き締められた縁が計ったようにピッタリとゴトク部分に乗っかります。さらにプラトゥーは底の出っ張りがゴトクの爪にちょうど引っ掛かってずれないんですよ。まるでマジックフレームのためのケトルなんです。