ユニークなエレメントストーブ
最近のお気に入りはテイトゥギア(Tato Gear)のエレメントストーブ(Element Titanium Wood Stove)です。チタン製で上から見ると長方形、正面から見ると台形という変わり者。個人的にはサイズがちょうどイイ。これは昨冬に初火入れのときの写真です。
あれからもう10回くらい焚き火をしたので、かなり良い雰囲気になりました。面白いのは横に窓が付いていて上に開くこと。これは焚き火中でも開閉できて、なかなか便利です。台形の横面なので斜め傾いていて、開くと自然に固定されます。
底から見ると歪んで膨らんだようになり、火床の前後の爪が掛かるかどうかギリギリになちゃいました。ただ、左右の爪がしっかり刺さっているので落ち込むようなことはありません。
蝶番で組み立てる構造ですが、一箇所の蝶番のピンを抜き差しして分解・組み立てするようになっています。バーゴ・ヘキサゴンストーブの蝶番のピンが抜け落ちて失くしそうになったのですが、逆の発想でわざと抜けるように作ってあるわけです。
台形なので展開すると少し扇型になります。三角の穴は単なるデザインです。ちなみにこれは三代目で、先代はシンプルな丸穴でした。
台形なので畳むとズレてしまいます。このズレ具合がモヤモヤしてキッチリと揃えたい、と気持ちにさせるところがたまりません。このストーブは畳んだ姿もユニークですよね。