主に2008~18年に購入した小型のアウトドア用ウッドストーブを紹介するブログです。

マイ・ストーブの表情を楽しむ

少ない資金でも一点に集中してコツコツ収集したら、それなりにコレクションっぽく見えてくるものですね。お金が掛からない趣味として2008年にマジックフレームを購入して焚き火を始めたのですが、収集癖にも火がついてしまいました。つぎ込んだ金額を計算してみたら、若い頃に憧れたオメガ・スピードマスターすら買えない程度でした。何年も掛けて集めたことを考えると、それほどの浪費でもないように思えます。庭での焚き火だから出掛けないし、他にはケトルしか買っていないのでストーブだけに注力できました。

焚き火ストーブは飾っても良いものです。焚き火をするというシンプルな目的なのに、個性的なデザインに驚かされます。でも、注目したいのは他の道具とは異なり、炎による変色や焦げを景色として楽しめること。使い込んで焼けることで、様々な表情を見せてくれます。下段の3個はチタン製なので、熱で青く変色してとても美しい。

ステンレス製は焼けると良い味が出てきます。とくにこのマジックフレームは最初に買ったストーブで、100回以上焚き火をしていますから、風格と言ってもいいくらい渋くなってます。個々のストーブで焼けの感じが違いますし、焚き火の回数で表情が変化するのも焚き火ストーブの奥深さ。使い込むほどにマイ・ストーブとして愛着が沸いてくるのが魅力ですね。

ストーブコレクション