どうしても紹介したい異色の焚き火ストーブ3選

道具自慢が目的のブログではないんですが、どうしても紹介したいストーブがあります。今まで様々な焚き火ストーブが考えられ作られ販売されましたが、現在では成熟してしまい混沌とした状況となったと感じています。そんな焚き火ストーブ界にあって、シンプルで個性的な異色のストーブを3個紹介させてください。

その1 手作り過ぎる「ゼルフ・ウッドガズストーブ」

手作り焚き火ストーブということではゼルフ・ウッドガズストーブがナンバー1ではないでしょうか。これでもアメリカのガレージメーカー製でちゃんと販売されていたものなんですよ。

ステンレス網に薄い板を溶接して、蝶番は板を輪っかにしただけ。組み立ての最後はクリップで留めます。この付属品のクリップは焚き火に耐えられるステンレス製のちゃんとした物です。

9cm×9cm×12.5cmで重さは約110g。ステンレス網で作られているのは、軽さを追求しているから。サイズは気に入ったのですが、外側がスカスカで煙突効果がほとんどなくて燃え方は残念な感じでした。

その2 影まで美しい「スルク46 CLTストーブ」

チタン製のスルク46・CLTストーブは世界一美しいストーブだと思っています。芸術的でまるでオブジェのよう。お洒落な部屋の棚にポンと置いてあってもぜんぜん違和感ありません。

構造は普通の組み立て式ストーブと同じです。ゼルフ・ウッドガズストーブ同様に外側がスカスカなので、煙突効果は期待できません。すごく小さい「CT」というモデルがあったのですが、焚き火には小さ過ぎると買わなかったことを未だに後悔しています。新型は普通のデザインとなっていました。

その3 こんなのアリ?「プロコル・プッシュ」

なんか見た目が妙にスッキリしていると思いませんか?それは組み立てに必要なはずの爪も蝶番も無い、ステンレスの1枚板を折り曲げただけだから。この手があったかぁ、と唸ってしまうほどの前代未聞の超シンプル構造です。

このプロコル・プッシュはドイツ製でデザインレベルがものすごく高い。組み立ての最後に「PUSH」と抜き文字になっている火床パーツを折り曲げる、というのが抜群にセンスいいですよね。

パネル裏はベロを差し込んで留める仕組みです。一度組み立てたら終わりというわけではなく、折り畳んだり組み立てたりできることになっています。かなり無理がありそう。ちなみにこのメーカーは普通の組み立て式ストーブも作っています。

焚き火趣味10周年!

焚き火を趣味にして10周年となりました。2008年にマジックフレームを購入したのをきっかけに、焚き火ストーブを使った庭での小さい焚き火にハマってしまいました。以来、いくつかのストーブを集めましたが、今でも一番のお気に入りはマジックフレームです。
この写真は焚き火を始めて3年目、2011年に炎を初めて撮影したもの。これで焚き火写真にもハマりました。

焚き火ストーブは焚き火をしなくても楽しい

暑くて焚き火をするのはちょっと、という夏でも焚き火ストーブは楽しめます。まずは飾って楽しい、ということです。集めたストーブを専用の棚を作って並べています。焚き火ストーブは薪を燃やすというとてもシンプルな共通した目的で作らているのに、様々なデザインや構造があって作り手の情熱を感じることができます。

たとえ1個しか所有していなくても、表情の変化を鑑賞することができます。焚き火ストーブは使うほどに炎で焼け、変色し、歪んでしまいます。チタンは青く変色し、ステンレスは渋い雰囲で新品には無い味となって、唯一無二の自分だけのストーブとして成熟していきます。使えば使うほど愛着が沸く、それが焚き火ストーブの最大の魅力だと思います。